はてなの実態はモラトリアムのためのアジールであり、要は大人になりたくない連中がその言い訳を求めて集う場所である。社内会議を立ったままでしてみたり、そんなものの内容を公開してみたり、IPOに興味のないポーズを取ってみたりと、徹底して普通であることを拒むはてな的あり方を端的に表現しているのが「ヘンな会社」というフレーズで、それは大人たちが作り上げてきた法律や取引慣行や経営論を拒絶し、永遠に学生サークルのノリを継続しようとする幼稚な抵抗の表れである。
そのような曖昧模糊とした願望の象徴がjkondoであり、傾向を同じくするユーザーが彼に惹かれて集まって出来たコミュニティが「キモい」のは当然である。連中がどういった人間であるかはホッテントリを見れば一目瞭然で、自分探しに勤しんでしまうような大馬鹿者ではあるが、実際にインドへ行ったりマルチに嵌ったりラーメン屋を開いたりするほどの行動力は持ち合わせていない中途半端な奴が、自室に篭ってひたすらライフハック記事をクリップしては自分を安心させているのである。クリックするだけの簡単なお仕事で自己改革を果たしたような気になるばかりか、破廉恥にも偉そうな一言評論まで付け加えて自己満足に浸ることの出来る、まことにお目出度い連中の集まりである。
「大人」とはその社会の規範を受容した者のことであり、いい年こいて頑固にそれを拒むオコチャマ連中が、権力への盲目的反対を主眼とする左翼的な色彩を帯びるのは必然で、反発ばかりしているうちに何が正しく何が間違っているのか分からなくなり、そこに付け込む釣り師やビジョナリーを気取った真性のキチガイにいいように翻弄されている。その言説が常識に反した奇矯なものであればあるほど新鮮なものに映るのも既存の権威に反抗しているからで、下らないエントリを持て囃すほどに考える力は失われて行き、益々バカが進行することになる。